ハザードマップ


観光時、災害から身を守るために自身が訪れる場所でどのような災害リスクがあるかなど、防災情報を集めることは非常に大切なことです。鎌倉市では、GISシステムにより災害ハザード情報を公開した「鎌倉市防災情報マップ(かまくらわが街マップ)」を公開するとともに、「各種ハザードマップ」も公開しています。

やさしいハザードマップ

見やすさを重視したハザードマップで、鎌倉市を6分割し作成しています。
子どもたちがわかりやすい表現としています。

やさしいハザードマップでは、津波・高潮・洪水・土砂災害のハザードリスクを1つのマップで確認することができます。

地図面

啓発面(地区名以外は同じ内容になります)

わが街マップ

鎌倉市防災情報マップ(かまくらわが街マップ)は、市民の防災意識の向上と災害時の的確な避難行動を考えるツールに利用していただくため、「津波」・「土砂災害」・「洪水」・「内水」・「高潮」による災害ハザード情報と避難所や公共施設等の位置情報をインターネットクラウド上のGIS(地理情報システム)にて個々に選択して表示できるシステムです。

各種ハザードマップ

鎌倉市ホームページでは「各種ハザードマップ」を公開しています。
リンク先:https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sougoubousai/hazardmap.html

避難所

鎌倉市では、災害時や災害発生の恐れがあるときに市民の安全を確保するため、必要に応じて避難所を開設します。被害の状況により開設状況が異なるため、開設状況は防災行政用無線や鎌倉市役所ホームページ、避難所の開設・混雑状況配信サービス「VACAN(バカン)」などでお知らせします。

地震災害のとき

市内または隣接する藤沢市、逗子市、横浜市栄区・金沢区・戸塚区の観測地点で震度5強以上の地震が観測されたとき、市立小中学校を避難所として自動的に開設します。また、観光客の方など帰宅困難者が発生した場合は、必要に応じて一時滞在施設を開設します。

風水害のとき

台風や大雨など風水害の際に開設する避難所は、災害の状況により市立小学校や支所等を避難所として必要に応じて開設します。

一時滞在施設(帰宅困難者用)

災害等により外出先から帰宅が困難になった人が一時滞在できる施設で、状況に応じて開設します。

鎌倉地域

長谷寺鎌倉市長谷3-11-2
鶴岡八幡宮鎌倉市雪ノ下2-1-31
鎌倉生涯学習センター鎌倉市小町1-10-5
鎌倉宮鎌倉市二階堂154
安国論寺鎌倉市大町4-4-18

深沢地域

鎌倉武道館鎌倉市山崎616-6

北鎌倉地域

建長寺鎌倉市山ノ内8
円覚寺鎌倉市山ノ内409

大船地域

鎌倉芸術館鎌倉市大船6-1-2

避難所の開設・混雑状況の確認

避難所の混雑状況をスマートフォンなどで確認できます

市が災害時に避難所を開設する際、避難所の開設・混雑状況配信サービス「VACAN(バカン)」により、位置や混み具合をスマートフォンやパソコンなどで確認することができます。

この「VACAN(バカン)」は、市外にお住まいの方もご確認いただけます。スマートフォンやパソコンをお持ちでない方、取り扱いが苦手な方は、離れて暮らす家族や知人にご確認いただき、共有することが可能です。

避難所の混雑状況は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階で表示されます。

ご利用方法

以下のリンク、またはQRコードからご利用いただけます。

鎌倉市内避難所の開設・混雑情報配信サービス「VACAN(バカン)」(外部サイトへリンク)

緊急時に備え、観光客の皆さんが迅速に対応できるよう、緊急連絡先をご案内します。いざという時、状況に応じて適切な窓口にご連絡ください。

鎌倉市

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp
0467-23-3000(代表)
平日8時30分~17時00分まで(年末年始は閉庁)

警察・消防署・公共交通機関

主な連絡先は以下の通りです。

【警察署・消防署】

鎌倉警察署:0467-23-0110
鎌倉消防署:0467-25-7524

【鉄道】

JR鎌倉駅・北鎌倉駅・大船駅:JR東日本お問合せセンター 050-2016-1600(6時00分-24時00分)
江ノ電 鎌倉駅:0467-22-2101
江ノ電 長谷駅:0467-22-1782
湘南モノレール 大船駅:0467-45-0135

【バス】

江ノ電バス鎌倉営業所:0467-46-5191
京浜急行バス鎌倉営業所:0467-23-2553

【タクシー】

京急交通大船営業所:0467-44-2214
KGグループ:0467-31-0101(当日配車)/0467-31-0606(後日配車・お問い合わせ)
鎌倉スマイルタクシー:0467-40-5396
ロイヤル交通:0467-43-1245
大船自動車:0120-46-2047

鎌倉市内の病院

鎌倉市の救急医療体制については鎌倉市ホームページ内「鎌倉市の緊急医療体制について」でご案内をしていますので、こちらをご確認ください。

観光中に災害が発生した場合に備えて、かばんやリュックなどに以下の持ち物を用意すると安心です。
鎌倉のような自然豊かな観光地では、突然の地震や大雨などのリスクに備えて準備しておくと、いざという時に安心です。

鎌倉観光時に持っておくと安心な持ち物

モバイル
バッテリー

災害時には、バッテリー容量の大きいものがオススメ

飲料水・携行食

脱水予防に効果的なスポーツドリンクもあると安心です

折り畳み傘

雨や風、強い日差しから体力の消耗を守ることができます

観光マップなど
紙の地図

スマホの充電を減らさないためにも、紙の地図があると安心です

予約している
宿泊施設の連絡先

メモしておくと安心

マイナンバー
カード

健康保険証

万が一の病気やケガに備えて

常用薬・マスク
などの衛生用品

災害時に備え、多めに準備しましょう

現金

キャッシュレスが使えない場合に備えて

防災・安全情報メール配信サービス

鎌倉市では、気象情報などの防災情報や、不審者情報などの安全安心に関する情報を、携帯電話やパソコン等へ電子メールで配信するサービスを行っています。
登録に必要なものはメールアドレスだけで、氏名や住所の登録は必要ありません。電子メールの配信を希望される方は、下記URLより登録してください。

登録はこちらから▶ https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sougoubousai/haishin0001.html

LINE

鎌倉市公式LINEアカウントの受信設定を行うと、防災・安全情報メールの内容を受け取ることができます。
公式LINEアカウント : https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kouhou/line_account.html
※コミュニケーションアプリ「LINE」をインストールした後、鎌倉市公式LINEアカウントと「友だち登録」をすることで、情報を受け取ることができます。

訪日外国人観光者用災害時に役立つツール(観光庁)

観光庁のサイトにて、役立つツールをご紹介しています。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/kihonkeikaku/jizoku_kankochi/anzenkakuho/inbound/tool.html

地震

鎌倉市は南関東地域に位置し、南海トラフ巨大地震や首都直下地震(都心南部直下地震、大正型関東地震ほか)など様々な地震による被害が想定されています。その中でも、特に津波による被害が懸念されています。

海沿いにいるとき
津波の危険があるため、揺れの大きさにかかわらず、すぐに高台へ避難しましょう。
街中にいるとき
ガラスの破片、看板などが落ちてきたり、ブロック塀や門柱などが倒れてきたりする可能性があるので、建物からは離れましょう。
山・麓にいるとき
がけ崩れが発生する危険性があるので、危険な箇所から離れましょう。
社寺にいるとき
瓦の落下、ブロック塀・門柱の転倒、建造物の倒壊などの可能性があるので、広い場所へ避難しましょう。
電車・バスに乗っていたら
つり革や手すりにつかまり、体が放り出されないようにしましょう。揺れが収まったら、落ち着いて行動し、駅係員等の指示、誘導に従いましょう。

江ノ電避難マップ(外部サイト)
の運転中なら
道路の左に寄せて止め、ドアはロックせずにキーを差したまま避難しましょう。
エレベーターの中にいたら
すべての階のボタンを押し、動かないなら非常用連絡ボタンを押しましょう。

津波

海岸線に近いエリアでは、特に津波の危険性があります。

海沿いにいるとき
津波の危険がある場合、警報などの発表を待たず、すぐに高台へ避難しましょう。津波は繰り返し襲ってきます!津波警報などが解除されるまで、沿岸部側には絶対戻らないでください。
川沿いにいるとき
津波により川が氾濫する危険性があるので、絶対に近づかずに、高台など河川から離れた場所に避難しましょう。
街中にいるとき
少しでも高いところへ避難しましょう。

台風

鎌倉市は海沿いにあるため、台風の際には高波・高潮や暴風雨の影響を受けやすいとされています。
台風の接近が予想される場合は、観光を控えていただくこともご検討ください。

海沿いにいるとき
高波・高潮発生の可能性が高くなるので、沿岸部側には絶対近寄らないようにしましょう。
街中にいるとき
看板やモノが飛んできたり、トラック等が横転したり、樹木や電柱が倒れる危険性があるので、注意しましょう。
山・麓にいるとき
土石流・がけ崩れ・地すべりなどが発生する危険性があるので、危険な箇所から離れましょう。
川沿いにいるとき
氾濫や決壊をする危険性があるので、絶対に近づかずに、高台など離れた場所に避難しましょう。
社寺にいるとき
山間部に位置する社寺の場合、土砂崩れや倒木、瓦などが飛来する恐れがあるので、できるだけ広い場所へ避難しましょう。
の運転中なら
海岸沿い、崖エリアや冠水した道路は避けましょう。高架下やアンダーパスなどの地面より低い場所は避けましょう。

風水害(暴風、大雨、洪水)

集中的な豪雨により、洪水や内水氾濫が発生する可能性があります。

街中にいるとき
急激な大雨によるアンダーパス・道路の浸水や、強風により看板やモノが飛んできたりするので注意しましょう。
川沿いにいるとき
氾濫や決壊する危険性があるので、絶対に近づかずに、離れた場所に避難しましょう。
社寺にいるとき
山間部に位置する社寺の場合、土砂崩れや倒木などの可能性があるので、できるだけ広い場所へ避難しましょう。
電車・バスに乗っていたら
落ち着いて行動し、駅係員等の指示、誘導に従いましょう。
江ノ電避難マップ(外部サイト)

土砂災害

鎌倉は三方を山に囲まれているため、大雨による土砂崩れや崖崩れが発生しやすい地域があります。「土砂災害警戒区域」や「土砂災害特別警戒区域」に指定されている場所が多いので注意が必要です。

山・麓にいるとき
土石流・がけ崩れ・地すべりなどが発生する危険性があるので、危険な箇所から離れましょう。
電車・バスに乗っていたら
落ち着いて行動し、駅係員等の指示、誘導に従いましょう。

江ノ電避難マップ(外部サイト)

熱中症

鎌倉市は、日光を遮る施設や場所が多くありません。めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、気分が悪くなる、頭痛、吐き気、体がだるい、体がぐったりする、意識障害、けいれん、体が熱いなどの症状が出たらすぐに対処しましょう。

対処法

  1. 涼しい場所へ
  2. 自力で動ける場合は、冷房が効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる。
  3. 身体を冷やす
  4. 衣類をゆるめて、首の周り、脇の下、足の付け根などを冷やす。
  5. スポーツドリンクなどで、体内から失われた水分と塩分を補給する。

対処法を行っても症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

また、鎌倉市では環境省の熱中症特別警戒情報・熱中症警戒情報をもとに鎌倉市ホームページの更新や防災・安全情報メールの配信を行っていますので、こまめにチェックしましょう。

鎌倉市の救急医療体制について
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kenkou/kenkou/kyuukyuu/index.html