観光中に災害が発生したら
地震
鎌倉市は南関東地域に位置し、南海トラフ巨大地震や首都直下地震(都心南部直下地震、大正型関東地震ほか)など様々な地震による被害が想定されています。その中でも、特に津波による被害が懸念されています。







津波
海岸線に近いエリアでは、特に津波の危険性があります。



台風
鎌倉市は海沿いにあるため、台風の際には高波・高潮や暴風雨の影響を受けやすいとされています。
台風の接近が予想される場合は、観光を控えていただくこともご検討ください。






風水害(暴風、大雨、洪水)
集中的な豪雨により、洪水や内水氾濫が発生する可能性があります。




江ノ電避難マップ(外部サイト)
土砂災害
鎌倉は三方を山に囲まれているため、大雨による土砂崩れや崖崩れが発生しやすい地域があります。「土砂災害警戒区域」や「土砂災害特別警戒区域」に指定されている場所が多いので注意が必要です。


熱中症
鎌倉市は、日光を遮る施設や場所が多くありません。めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、気分が悪くなる、頭痛、吐き気、体がだるい、体がぐったりする、意識障害、けいれん、体が熱いなどの症状が出たらすぐに対処しましょう。
対処法
- 涼しい場所へ
- 自力で動ける場合は、冷房が効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる。
- 身体を冷やす
- 衣類をゆるめて、首の周り、脇の下、足の付け根などを冷やす。
- スポーツドリンクなどで、体内から失われた水分と塩分を補給する。
対処法を行っても症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
また、鎌倉市では環境省の熱中症特別警戒情報・熱中症警戒情報をもとに鎌倉市ホームページの更新や防災・安全情報メールの配信を行っていますので、こまめにチェックしましょう。
鎌倉市の救急医療体制について
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kenkou/kenkou/kyuukyuu/index.html
光化学スモッグ
主に気温・湿度が高く、風がない気象条件の日に、光化学スモッグが発生しやすくなります。
「目がチカチカする・目が痛い・のどが痛い・息苦しい・頭痛・吐き気がする」などがあります。このような症状があったときには、水でうがいや洗顔をし、屋内で休んでください。また、屋内では風向きに考慮し、窓を閉めてください。
手足のしびれ、呼吸困難、失神などの症状があったときは、医師の手当を受けてください。
光化学スモッグ注意報・警報が発令されているときには、次のことを心がけましょう。
- 屋外で過激な運動はなるべく避けましょう。
- 体の調子の悪い方は屋内で休みましょう。
- 風向きに考慮して、窓を閉めましょう。
鎌倉市では、神奈川県知事が発令する光化学スモッグ注意報・警報をもとに市内の防災行政用無線の放送及び鎌倉市ホームページの更新、防災・安全情報メールの配信を行っています。注意喚起がされた場合は、速やかに対処できるように心がけておきましょう。